絶対に眠くならない日本史

〜短編諸説〜

1687年 生類憐れみの令が出される

      2016/05/29

犬バカと呼ばないで!
~私がホントにやりたいこと~
-徳川綱吉(49歳)-

出典:https://goo.gl/Uv6Pbg

生類憐れみの令?

江戸幕府の第5代将軍・徳川綱吉(つなよし)によって出された、「生き物を大切にしよう」という法令の総称である。
 
1687年から1695年にかけて断続的に出された。

要は、徳川綱吉が殺生を禁止する法律を作ったということ。
 
 

INTERVIEW

出典:http://www.worldwide-transition.info/edo/syoki/awaremi.html


――この法令を作った目的を教えてください

徳川綱吉(以下綱吉)
「ひとことで言うと『国民のモラル向上のため』です。
 今の世の中って、戦国時代からずっと殺伐としてるじゃないですか。
 人と人がむやみやたらに喧嘩して殺し合ってっていうのは、もうやめたいんです。」


出典:http://164s.net/427.html

―― 犬を大事にしたいがきっかけではないんですね

綱吉
「それがきっかけではないです。
 誤解している方が多いようですね、私は特に犬好きではないですから。
 江戸周辺では野犬や飼い犬に関する問題が多いってのが、きっかけのひとつです。」


――生類憐れみの令で取り締まったのは数万人と言われていますが本当ですか?

綱吉
「間違いです。
 せいぜい一年に数人程度でして、武士階級が中心です。
 これもデマが流れてるんですよね、、悲しいです。」


――この法令で改善したい具体的なことはなんですか?

綱吉
「病人、老人、子供とか人間を捨てることを絶対にやめさせたいんです。
 だってそういうことがまだ普通にあるっておかしくないですか?
 同じ人間で何も悪いことしてないのに・・・もうあわれであわれで。」


出典:http://goo.gl/ZelDe

――なぜ本来の意味が浸透せず、デマが流れているのでしょうか?

綱吉
「人を殺して出世してなんぼっていう荒い人が多いからじゃないですか。
 なんで殺したらだめなのって本気で思ってるんじゃないかな。
 だからものすごくバカにして、いじりだしたんですよ。きっと。
 事実をねじ曲げてでもってね。」


出典:http://w-concept.jp/tatebayashijou/data/toku_tsunayoshi.html

――おふれを出してみてどうですか?

綱吉
「治安良くなりましたよねって周りから聞きますよ。
 えーと、昨日でおふれ出したんが135回目*です。
 出しても守られないとなるとリニューアルしまくりですよ。
 めげずにやらないと意味ないですから。」


――反省点ってありますか?

綱吉
「正直、けっこうあります。
 殺しちゃだめってのがいき過ぎました。
 鷹狩り、魚釣りまで禁止しましたからね。
 そういうことしたから天下の悪法*って言われるのかな・・・。」


――まだまだこのおふれは続けますか?

綱吉
「もちろんです!
 人間を捨てるという悪は改善されて減ってます。
 また人間どうしが前より喧嘩とかしなくなって、心優しい人が多くなってると思います。
 こんな良いことがずっと続く世の中にならないといけません。
 私が死んだあとも、生類憐みの令は永久に不滅です!」




135回目*
「鳥銃濫発禁止令」「犬猫を繋ぐことの禁止令」に始まり、以後乱発された「鳥魚貝等の憐れみ令」「犬猫憐れみ令」「馬匹憐れみ令」「猪鹿狼憐れみ令」など法律の追加・修正が多く行われた。

天下の悪法*
いき過ぎた動物保護法であると思われているために、庶民は大変苦労している。
また綱吉が極端に犬を愛しているという噂により、人々は綱吉を「犬公方(いぬくぼう)」と呼んだ。

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