絶対に眠くならない日本史

〜短編諸説〜

1582年 本能寺の変

      2016/05/28

天下を狙ったクーデター男
-明智光秀(55)-


出典:http://goo.gl/ksoH0t

明智光秀

戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。戦国大名・織田信長*に見出されて重臣に取り立てられるが、本能寺の変を起こし信長を暗殺。

INTERVIEW


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―織田信長さんに取り立ててもらい出世。なぜ裏切ったんですか?

明智光秀(以下明智)
「理由は2つある。ひとつは、私は人一倍プライドが高いということ。信長配下の武将で私ほどの戦上手はいないというのに、あの野郎、私をハゲ呼ばわりして何度もいじってきやがった。自分だってチョビひげのクセに。一番気にしているのに何度もハゲハゲ言いやがって」

―コンプレックスだったんですね。もうひとつは?

明智
「むろん天下人になるためだ。信長は長篠の戦い*で武田家を滅ぼし天下統一まであと一歩だった。にもかかわらずあのバカ、たった100人の家来だけを連れて、本能寺に泊まっているというではないか。油断としか言いようがないが私にとっては千載一遇のチャンスが訪れたのだ」

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―本当に「敵は本能寺にあり!」と言ったんですか?

明智
「言ったよ。私は高らかに宣言した。もう55歳だけど生涯でもっとも大きな声を出した!」

―反対する側近はいなかったんですか?

明智
「いるわけがない。私は戦も上手いが政治力も持ち合わせている。私が黒いと言えばたとえ白くてもみな黒と言うのだ。軍勢は実に1万3000人以上だったが、刃向かう者など一人もいなかったぞ。まぁハゲと罵られたことで頭に来ていたことは誰も知らないだろうが…」

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―1万3000人対100人だったら負けようがありませんね?

明智
「そう、負けるわけがない。ただ相手はあの信長である。万が一があってはならないので忍び足で本能寺に近寄り、周到に準備を整え、イチニノサンで総攻めしてやったわ」

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―織田信長は少ない手勢の中で勇敢に戦ったそうですね?

明智
「敵ながらあっぱれである。私はこの目で見た。信長が自ら弓を持って矢を放ち、太刀を浴びせる光景を。この世のものではない美しさであった。しかし『このハゲ、そろそろ頭蓋骨まで見えそうじゃの』と、罵られた時のことを思い出して心を鬼にしたのだ」

―信長の遺体はどうしたんですか?現在も謎に包まれていますが

明智
「必死に探したがどこにもない。ひょっとしたら逃げられたのでは?と、人生最大の恐怖を感じたがあの状況でそれはあり得ない。信長は間違いなく本能寺で死んだ」

―今後は全国統一に向けて動くんですね

明智
「その通り。信長の敵をとろうと攻め込んでくる輩から倒していく。まぁ見ておけ」



織田信長*
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名。三英傑の一人。室町幕府を事実上滅ぼし、強力な中央集権的政権(織田政権)を確立して天下人となった。これによって他の有力な大名を抑えて戦国乱世の終焉に道筋をつけた。しかし1582年6月21日、重臣・明智光秀に謀反を起こされ絶命。

長篠の戦い*
1575年三河国長篠城(現愛知県新城市長篠)をめぐり、織田信長・徳川家康連合軍3万8000と武田勝頼軍1万5000との間で勃発した戦い。敗北した武田軍は甚大な被害を受けた。

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